「エルゴトロンLXを買いたいけど、自分のデスク環境でモニターが中央まで届くか不安…」「170cm以上の幅広デスクを使っていて、クランプ位置が端に限定されている」。
そんな悩みを持つ方に向けて、「エルゴトロンLX」と「LXエクステンション(延長用アーム)」をレビューします。
結論から言うと、延長用アームを追加して「4関節」にすることで、物理的なリーチを23cm伸ばし、設置の制約を完全に克服することができました。

- これさえ買えばモニターアームはエンドゲームの満足度
- 延長アームを使えばあらゆるデスクに対応可能
- 流石のエルゴトロンと言える操作性
- どっしりした安定感のあるクランプ
- 特にないけど、延長アーム使用時の耐荷重だけ注意


エルゴトロンLXの基本スペックと「延長時」の比較

まずは、エルゴトロンLXの標準状態と延長用アーム追加時のスペックを比較します。
| スペック項目 | 標準仕様 (LX単体) | 延長アーム1本追加時 |
|---|---|---|
| 最大リーチ(長さ) | 約 64 cm | 約 87 cm (+23cm) |
| 耐荷重(モニター重量) | 3.2kg 〜 11.3kg | 3.2kg 〜 8.1kg (※注意) |
| 関節数 | 3箇所 | 4箇所 |
| 保証期間 | 10年間 | 10年間 |
※延長アームを追加すると、テコの原理により耐荷重が減少します。ある程度軽量なモニター向けのカスタムです。
【体験談】170cm造作デスクで直面した「デスクの中央に届かない」問題

私の作業環境は、幅170cmの造作デスク。壁付けのため、アームのクランプは右端の壁に面していない箇所にしか設置できません。
一般的なモニターアームの限界
私はこれまでiggyのモニターアームを使用していました。このモニターアーム、安くて非常に良かったのですが、リーチが最大で48cm程度。
幅170cmのデスク且つデスクの端にクランプを設置するしかない環境では、どうしてもモニターがデスクの片方に寄ってしまいます。

デスクの座る位置を右側に寄せて使用していたのですが、左側に無駄なスペースが発生しているのが気になります。スピーカーの位置にも制約が生まれ、満足のいくセットアップになっていませんでした。
この「物理的な距離」の壁を突破するための打開策が、エルゴトロン独自の拡張性でした。
エルゴトロンLX+延長用アーム導入のメリット

設置場所の制約を「4関節」でねじ伏せる

標準の3関節に1つ追加し「4関節」にすることで、動きに「クランクのような柔軟性」が生まれます。これにより、壁に干渉することなく、モニターを最適な位置へ配置できるようになりました。

延長用アームを使うことで最大87cm程度の長さまで伸ばすことができ、私のデスクではちょうど真ん中あたりまでぴったりモニターを伸ばせています。
延長後もエルゴトロンの魅力であるスムーズな操作性は健在です!
24インチモニターなら安定性は抜群
「関節を増やすとグラつくのでは?」と不安でしたが、流石はエルゴトロン。少なくとも24インチモニターであれば、延長によるたわみや揺れは一切感じません。
延長用アームを使うことで最大耐荷重が8.1kgになる点は注意が必要。とはいえ一般的なウルトラワイドモニターも8kg未満の製品が多いので、理論値上はそんなに気にしなくてもよいかもです。

ただ、クランプ部分はかなりしっかりしてますが、机への負荷を考えると補強プレートは挟んだほうが良いかも。私の使っているものはこちらです。
将来的なデスク変更にも対応できる
もしデスクを買い替えても、パーツを外せば標準のLXに戻せます。この「後からどうにでもなる」安心感こそが、格安アームにはないエルゴトロンを選ぶ最大のメリットです。
延長用アームは差し込むだけで簡単に拡張が可能。取り外しにも工具等は一切必要ありません。
エルゴトロンLXと延長用アームの購入前に知っておくべき注意点(デメリット)
耐荷重の低下
何度も書いている通り、延長アームを使用すると、耐荷重が最大約8.1kgまで下がります。大型のウルトラワイドモニター等を使用する場合は重さの確認等、注意してください。
トータルコスト
高価と言われているエルゴトロンLX。さらに延長アームまで買う必要があるので、正直費用は嵩みます、、、。
とはいえ、エルゴトロンの10年保証を考えれば買う価値は大いにあるのではないでしょうか。エルゴトロン自体がモニターアームの頂点であり、一度これを買えば買い替えは発生しない可能性が高い。長い目で見れば賢い買い物だと思います。
よくある質問(FAQ)
- 延長アームは2本以上つなげられる?
公式では、安定性の観点から追加は1本までを推奨しています。
- デュアルモニターアームでも使える?
公式では、デュアルモニターアームでの使用は推奨されていません。
- 他のエルゴトロン製品(HXなど)にも使える?
いいえ。この延長アームは「LXシリーズ」専用です。購入前にモデルを確認してください。
まとめ:幅広デスクなら「エルゴトロンLX+延長アーム」が正解

私のような造作机の場合、モニターの位置の制約があり妥協してる方も多いのではないでしょうか。エルゴトロンLXは、標準スペックが高いだけでなく、「ユーザーの環境に合わせて拡張できる」という点が魅力。
モニターアームはそれこそピンキリあるのですが、エルゴトロンLXを一度買ってしまえば、もうセールのたびにAmazonでモニターアームを眺める必要はなくなります。
「モニターが中央に来ない」と悩んでいる方、モニターアーム選びで後悔したくない方は、是非エルゴトロンLXを試してみてください。
それでは、また。


















