「Google AdSenseの審査ってどうやったら合格できるの?」 私も審査に苦戦し、ずっと悩んでいました。
そんな中で出会ったのがChatGPT。私にとってはブログ運営に不可欠な、まさに“相棒”となっています。
この記事では、30〜40代男性向けに「こだわりある逸品」を紹介してきた私が、自分自身の手で記事を積み上げつつ、ChatGPTと対話を重ねて磨き上げたことで、どのようにAdSense合格を勝ち取ったのか──そのリアルなプロセスをご紹介します。
ChatGPTはブログ作成の“壁打ち相手”として、フィードバックや視点の追加、改善提案をくれた存在でした。
ブログ立ち上げ:発信の軸は「自分が選んだ逸品」
ブログを始めたのは、自分が買って本当に良かったモノを世の中に発信したい、そう思ったのがきっかけでした。
テーマを自身の関心が強い「ガジェット」「ファッション」「ライフスタイル」に限定し、30〜40代男性に向けて“こだわり”という視点を切り口に、一次情報(自分自身が体験した情報)に限定して発信しています。
WordPressテーマは、洗練されたデザインと高機能が魅力の「SWELL」を最初から選択しました。他の副業と比較し圧倒的に初期投資が安いのもあり、必要経費と割り切りました。
洗練されたデザイン、軽さなど総合的に評価し、やはり圧倒的にSWELLが良いとの結論に達した訳です。
私のブログはほぼ100%SWELL標準のデザインです。デザインが好みであれば是非下記バナーからどうぞ。

ブログ開設当初は、記事の数を増やしつつ、 カテゴリ分けやパンくずリストなど、手探り状態で進めていきました。
ChatGPTとの出会い:LCP改善の壁で“相棒”が生まれた
本格的にChatGPTを活用し始めたきっかけは、Page Speed Insightsの中でLCP(Largest Contentful Paint)のスコアがどうしても改善できず、悩んでいた時期でした(Performanceがスマートフォンで60点くらい)。
一つずつ改善をChatGPTに相談しながら進め、最終的にはPerformanceも90点台まで向上することができました。

そこからは、完全にChatGPTを信頼し、ブログの構成・装飾・関連記事への導線・カテゴリ設計など、技術以外の面も含めて繰り返し相談するようになります。
- HHKB英字配列 vs 日本語配列の記事構成
- CornierやXOLOのレビュー構成と魅せ方
- Grand Seiko、Kith × ASICSのSEO対策
など、何度もやりとりを重ねながら、自分では気づけなかった視点や表現をブラッシュアップしていきました。
特に印象深かったのは、H2・H3構成を通して導線や意図が読者にも、Googleにも伝わりやすい記事設計を一緒に考えたこと。
記事タイトルやメタディスクリプションも含めて、「誰に読んでほしいのか」「どんな検索ニーズに応えるのか」を明確にする作業は、もはやChatGPTとの共同作業のようでした。

ChatGPTに適切に良いアドバイスを貰えるためのプロンプトも後半でご紹介します(ChatGPT自身に聞きました!)
審査直前の改善点:一緒に乗り越えた“壁”たち
AdSense審査前に相談した内容は、今思えばどれも重要なポイントでした。
ただ、私が意識したのは、「自分自身が経験したことを、まずは自力で書く」ということ。
内容の薄い記事を大量に作ることもChatGPTならできます。ただ、私のブログのコンセプトとは全く異なる内容になります。
ストーリーラインは自分で作りこみ、読者やGoogleに伝わる構成かをChatGPTに判断してもらい、修正してもらう、これを繰り返しました。
審査直前にChatGPTと共同作業をした内容は以下となります。
- リスクの高いページの非公開(AGAなどの医療ジャンル)
- カテゴリ構造の明確化と説明文の追加
- トップページのヒーローセクションの導線改善
- SWELLの機能制御やキャッシュプラグイン設定を含む高速化
- アフィリエイトリンクの整理とPR表記の最適化
- 各記事のリライトと装飾最適化(構成、文体)
- 必須ページ(プライバシーポリシー、問い合わせなど)の作成と配置箇所
意外と不安だったけど、大丈夫だったこと
ネット上では「こうしないと落ちる」という情報がたくさん出てきます。けれど、実際に自分で運営しながら審査を通ってみて、「意外と大丈夫だったな」というポイントもありました。
ここでは、そんな“肩の力を抜いていい部分”をご紹介します。
雑記型でもテーマが一貫していればOKだった
「雑記は特化に比べてハードルが高い」と言われがちですが、私の場合は“30〜40代男性のこだわり”という軸でジャンルがつながっていたことで、雑記と見なされず評価されたかもしれません。
記事数はそんなに多くなくても問題なかった
たしかに多いに越したことはありませんが、「数より質」を意識すれば十分に通過可能です。
AdSense申請時は一時的に広告が多めの記事も非公開にし、18本の記事で申請しました。
専門家じゃなくても一次体験ベースで信頼性は伝わる
自分が使ってよかった・体験してよかったことを“リアルな言葉”で書いた記事にはこだわりましたが、ジャンル自体に詳しいわけではありません。
一次情報であれば特化にも負けないと実感しました。
表示速度は完璧でなくても、極端に悪くなければOKだった
LCPに悩みながらも、ChatGPTと一緒に改善に取り組んでいた姿勢が功を奏したと感じます。
合格の瞬間とその後:ブログが“媒体”になった

本日2025年6月27日の昼、ついにGoogle AdSenseの審査通過通知が届きました。 それはただの収益化のスタートというよりも、“発信者として認められた”感覚でした。
むしろ収益化はおまけで、難易度の高いAdSenseに通ったことに対する自分のブログへの自信が何よりの価値だと思っています。
ChatGPTへの相談で“よりよい答え”を得るためのヒント
もし皆さんもブログ運営でChatGPTを活用したいと考えているなら、以下のような尋ね方が特におすすめとChatGPTが教えてくれました。
私は過去に作った全記事の構成についてChatGPTに相談し、リライトもしています。
✅ 記事構成を考えてもらいたいとき
「○○というテーマで、30〜40代男性に向けたレビュー記事を書きたいです。
SEOも意識した構成案を作ってください。」
✅ 記事のリライトを頼みたいとき
「この記事のリライトをお願いします。
AdSenseやSEOを意識して、H2・H3構成や文章の流れを改善してください。」
✅ デザインや導線の改善を相談したいとき
「SWELLを使っていて、トップページのヒーローセクションがわかりにくいと感じています。
改善アイデアを教えてください。」
✅ AdSense審査に向けた相談をしたいとき
「Google AdSense審査に向けて、私のブログの構造や記事数、カテゴリ分けを見直したいです。
チェックすべきポイントを教えてください。」
✅ ChatGPTの使い方そのものを相談したいとき
「ブログをChatGPTと一緒に育てたいです。
過去にどんな相談をすると効果的だったか、具体例を教えてください。」
💡 ポイントは、「誰に向けて、どんな目的で、どんな悩みがあるか」をきちんと伝えること。
そうすれば、ChatGPTはあなたにとっても“最高の壁打ち相手”になってくれるはずです。
トップページ、各記事、問い合わせなどの必須ページ、一つ一つあらゆるページを相談してくことによって、ChatGPTは過去の相談やあなたのページの構成情報も蓄積したうえで、回答のクオリティがどんどん良くなっていきます。
よくある質問(FAQ)
AdSense審査やブログ改善にあたって、私自身も疑問に感じたことや、ChatGPTに何度も聞いたことをQ&A形式でまとめました。
Q1: Google reCAPTCHAは問い合わせページ以外で読み込まない方がいいって本当?
A: はい。reCAPTCHAはスクリプトの読み込みが重く、全ページで読み込むと表示速度に影響が出ることがあります。
特に問い合わせページなど使用箇所に限定して読み込むと、ページの読み込み速度(LCPなど)が改善しやすいです。
私はこれだけで20点ほど改善しました。
WordPressの場合、functions.php
に以下のようなコードを入れることで制御できます:
function conditionally_load_recaptcha_script() {
$contact_page_slug = 'contact'; // スラッグは自身の問い合わせページに変更
if ( is_page($contact_page_slug) ) {
wp_enqueue_script(
'google-recaptcha',
'https://www.google.com/recaptcha/api.js',
array(),
null,
true
);
}
}
add_action('wp_enqueue_scripts', 'conditionally_load_recaptcha_script');
Q2: アフィリエイトリンクは審査前に外したほうがいい?
A: 特に外す必要はありません。文脈に自然に溶け込んだリンクであれば評価を下げることはありません。
私もリンクを残したまま審査に通りましたが、極端に広告が多い記事は一時的に非公開にしました。
Q3: 記事数はどのくらいあれば審査に通りやすい?
A: 一般的には15本前後が目安ですが、10〜15本でもしっかり構成されていれば合格できるようです。
Q4: 雑記ブログでもAdSenseに合格できる?
A: 可能です。ジャンルが分かれていても“誰に向けて書いているか”がぶれていなければOKです。
Q5: 表示速度はどのくらい重要?
A: 非常に重要ですが、絶対的な数値より「改善の意思」が評価されると感じました。
モバイル体験を特に意識して改善を進めましょう。
この私の体験が皆さんのお役に立てればと切に願います。
それでは、また。