画像引用:Nothing社公式サイト https://jp.nothing.tech/products/cmf-buds-2
最近Nothing社のニュースが非常に多く、ファンとしては喜ばしい限りです。
今回は、Nothingのワイヤレスイヤフォン「Nothing Ear (2)」と、2025年5月6日に新たに登場する「CMF Buds 2」。私がイヤフォンを使うメインのユースケースである、音楽鑑賞とWeb会議という2つの使用シーンを中心に、音質・マイク性能・連続使用時間の観点で比較し、徹底レビューします!

基本スペック比較
Nothing Ear (2) | CMF Buds 2 | |
---|---|---|
発売日 | 2023年3月30日 | 2025年5月6日 |
価格(税込) | 17,800円 | 7,800円 |
ドライバー | 11.6mm グラフェン+PU複合 | 11mm PMI + PU |
音響補正 | Personal Sound Profile | Dirac Opteo |
対応コーデック | LHDC 5.0 / AAC / SBC | AAC / SBC |
ノイズキャンセル | Personalised ANC(最大-40dB) | ANC(最大-48dB) |
再生時間(単体) | 最大6.3時間(ANC OFF) | 最大13.5時間(ANC OFF) |
ケース併用時 | 最大36時間 | 最大55時間 |
充電方式 | USB-C + ワイヤレス充電対応 | USB-C(ワイヤレス非対応) |
スペック詳細比較
音質とドライバ構造の違い
Nothing Ear (2):
- 11.6mm グラフェン+PU振動板を採用しています。
- グラフェンはダイヤモンドよりも硬い素材で、高音域の再生に強みがある材質と言われています。
- また、PU素材は低音域の量感と自然なレスポンスが特徴です。
- 全体のバランスが取れており、低音域から高音域にかけて満遍なく音を拾ってくれる素直な音質という印象です。
- LHDCコーデックに対応し、ハイレゾ相当の高音質再生が可能なのも、この価格帯だと対応してきますね。
- 最大-40dBのPersonalised ANCも十分機能しています。外音取り込み機能も当然搭載。
- そして当然のデュアル接続。
CMF Buds 2:
- 11mm PMI素材ドライバ+Ultra Bass 2.0技術を搭載しています。
- 高音域に強みのあるPMI素材と、Ultra Bass 2.0により迫力ある低音の強化、この結果どのような音質になるのかはちょっとまだ未知数。
- Dirac Opteoによる補正がどの程度なのか楽しみですが、前作のCMF Budsでは低音域がUltra Bass 2.0の効果で非常に強いのが印象的でした。おそらく、今作もEDMとかを聴くにはめちゃくちゃ良いと予想。
- Ear(2)以上となる最大-48dBのANC!外音取り込みに対応しています。
- この価格でデュアル接続対応してるのは偉い!

単純なカタログスペックでいうと音質はEar(2)の方が値段なりに良いはず。ただ、CMF Buds 2もDirac Opteoのチューニングで少なくとも前作は価格以上の満足感です。
マイク性能・ノイズ除去構成
Nothing Ear (2) | CMF Buds 2 | |
マイク構成 | 片耳3基(計6基) | 片耳3基(計6基) |
ノイズ除去技術 | Clear Voice Technology | Clear Voice Technology |

両モデルとも計6マイク構成で、Clear Voice Technologyを搭載。前作から見てもノイズ処理能力は非常に高いと思われます。
バッテリーと実用性
CMF Buds 2の連続再生13.5時間はシンプルに頼もしい!
特に私の場合、音楽を聴くのは出張などの際など限定的です。メインでの使い方はWEB会議となります。特に3時間超立て続けに行われる会議の場合、バッテリー持ちは本当に重要!
現在メインイヤフォンとして使っているEar(2)はバッテリーのヘタリもありますが、長時間のWEB会議では若干不安があり、優先のイヤフォンを持ち歩いています。

CMF Buds 2のバッテリー性能であれば、イヤフォン1つで十分にWEB会議、音楽鑑賞などさまざまなシーンに耐えられるはずです。
総合評価とおすすめ用途
Nothing Ear (2):
- ハイレゾ対応で音質優先、低音域から高音域までバランスの取れた繊細な表現を求めるならこちら!
- デザインもNothingらしいスケルトンの高級感があります。
- 価格と比べても十分にコスパは良いです。
- 連続再生時間が少し惜しい。仕事で使うというより、シンプルに音楽鑑賞という用途かなという印象。
CMF Buds 2:
- コスパモンスター!7,800円でこのスペックは正直やばいです。
- 低音域に定評があり、迫力のあるサウンドが好みなら合うはず。
- 最大13.5時間の連続再生は素晴らしい。私のようなWEB会議と音楽鑑賞どちらにも使うユーザーにはぴったりで、使い勝手◎。
- デザインもポップでおもちゃのようでオシャレだと思います。ただ、裏返すとちょっと安っぽく感じる部分はある。
- マイクの構成、Clear Voice TechnologyはEar(2)と同じようなスペックと思われます。これは実際に使用後再レビューしたいと思いますが、恐らくWEB会議で使うに問題ない性能でしょう。
まとめ:CMF Buds 2は買いです(私も買います)
CMF Buds 2良くないでしょうか?
私は発売日に買うの確定です。特に何度も書いているとおり、バッテリー性能が私のような使い方では重要になります。
Ear(2)を既に使っていますが、Nothing Xアプリを使ったEQの設定も優秀。正直買わない理由が無いです。
また購入後に詳細レビューしたいと思います。
それでは、また。
