コスパがバグってると噂のCornier 25S/Sの2アイテムをレビュー!

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皆さん、Cornierというブランドをご存じでしょうか?以前から気になっていたブランドなのですが、店舗を持たない販売スタイルのためなかなか試着する機会がなく、また私のような身長が低い方のレビューもなかったため、これまで購入に踏み切れませんでした・・・。

ポップアップストアは新しいシーズン毎にやっているのですが、私のような地方民にはハードルが高いため、同じように着用イメージが湧かず購入に踏み切れない方もいるのではないでしょうか。

今回は私が購入したBrushed Finx Cotton Twillシャツと、Silk/Cotton vintage jeansについて丁寧にレビューしていきたいと思います。

目次

Cornierについて

Cornier
Cornier | コルニエ 最高級素材や伝統技術を用いた上質なデイリーウェアを手に取りやすいプライスで提案します。

「Cornier(コルニエ)」は、2022年S/Sシーズンからスタートした日本発のブランドです。「日本の産地が世界に誇る、最高級素材と独自の加工技術を手に取りやすい価格で」をコンセプトに掲げており、定期的にSNS等でコスパがやばいと話題になっているブランドです。

拘ったMade in Japanのものづくり

Cornierは、世界三大毛織物産地の一つである尾州に拠点を構えています。この地域には多くの生地メーカーや加工場が集まっており、素材メーカーと直接やり取りを行っています。生地の値下げ交渉を一切行わず、素材メーカーが提示する価格で最高品質の素材を仕入れているとのこと。これにより、素材メーカーも適正な利益を得ることができ、持続可能なビジネスモデルを実現しているそうです。

日本の産地が世界に誇る最高級素材と独自の加工技術。
移り変わりの激しい時代に過度に流されることなく、長く付き合っていける洋服。
コンテンポラリーで上質なデイリーウェアを手に取りやすい価格で提案します。

引用:Cornier公式サイト https://cornier-factory.com/pages/about-page


手に取りやすい価格設定

一般的なアパレルブランドでは、原価率が約30%程度とされていますが、Cornierでは約50〜60%と高めに設定されているそうです。これにより、高品質な素材を使用しながらも手に取りやすい価格帯を実現しています。

感覚としては、セレオリ以上ドメブラ未満という感じの価格帯だと思います。価格帯としてはSTILL BY HAND、Steven Alanとかが近いでしょうか?

それらの価格帯のなかでも、素材のクオリティはかなり高いと思います。

Masa

ちなみに今回購入したシャツが22,000円、デニムパンツが24,970円です。世の中にあるユニクロなどのファストファッションやセレオリと比べれば当然高いのですが、それでも様々な服を買った経験からもコスパは高いと思っています。

販売スタイルとサステナビリティ

冒頭でもお伝えした通り、Cornierは直営店を持っていません。セレクトショップにも私の知る限り卸しておらず、公式オンラインショップでの販売に限定されています。ただ、各地でポップアップストアを開催しているので、実際に商品を手に取る機会もあります。

店舗を構えず、在庫を過大に抱えないサステナブルな経営スタイルのようです。

Masa

シーズン毎に開催されるポップアップストアに出向き、試着をしたうえでプレオーダーをする、若しくはオンラインショップで購入する、というのがこのブランドの正しい買い方だと思います。


Brushed Finx Cotton Twillシャツ レビュー

生地やデザインの特徴

フィンクスコットン原料を使用した高密度ツイル素材のバンドカラーシャツ。
希少なギザコットンの中でも限られた地域でのみ栽培されているフィンクスコットンは、繊維を傷つけないように今でも手摘みで収穫され、油分を多く含む独特のぬめり感と鈍い光沢感が最大の特徴です。
旧式シャトル織機で高密度ツイルに製織し、酵素を用いながら強力に揉み込むことによって、原料の風合いを最大限に引き出しています。
仕上げに特殊な艶消し加工を施すことで、独特のぬめり感や程よい光沢感、しなやかな滑りの良さが感じられる贅沢なシャツ地に仕上げています。

引用:Cornier公式サイト https://cornier-factory.com/products/finx-cotton-twill-band-collar-shirts-cloud-gray

写真で伝わるか分からないのですが、コットン100%とは思えない光沢感があります。実際はもっと光沢感がある素材のようですが、微起毛加工をすることで程良い光沢感に仕上げているとのこと。

シャツの手触りですが、素人ながら明らかに良い生地だと分かるレベルで、袖を通すのが本当に気持ちの良い生地感です。

また、ボタンも当然ながら貝ボタンで高級感のある作りになっています。

Masa

この生地感を活かすためにも、COMOLIシャツのようにノーアイロンでバサッと羽織るというより、スチームアイロンである程度皺を伸ばして綺麗に着るのが正しい着方だと思います。

バックスタイル。この光沢感のある生地感でハンガーループ&ボックスセンタープリーツというアメトラっぽい作りなのもユニークです。

バンドカラーの場合はサイドスリットがかなり深く入っています。

サイズ感と着用イメージ

身長165cmでサイズXSを着用。シャツはXSまでサイズ展開があります。低身長には非常にありがたいところ。

私の身長でこのサイズの場合、分かりやすいオーバーサイズというより、肩が少し落ち、身幅もちょっと緩め、くらいのサイズ感です。

Masa

サイズアップすれば肩の落ち具合も身幅ももっとオーバーサイズ気味に着用できます。ただ、私の身長くらいだと着丈的にこのサイズがベストです。

サイドからの着用イメージ。

シャツの後ろの裾はお尻がちょうど覆われるくらいの長さです。

サイドのスリットが深く入っているのがわかると思います。

このサイドスリットはパンツのポケットに手を入れた時もシルエットが崩れにくいので好きです。

Masa

COMOLIのバンドカラーシャツは着丈が長過ぎて断念した私としてはベストなサイズ感です。

全身の着用イメージ。

外の自然光だとより光沢感が伝わるかも。

これまでの室内で撮影した写真よりも実際の色味に近いです。

ボックスセンタープリーツのおかげか、背中がフワッと広がるようなゆとりを感じるシルエットです。

まとめ:拘りの詰まった高級感がやばいシャツ

適度に緩いサイズ感と、見てすぐに分かる&触って最高な生地の良さ。

Cornierはウールシャツが結構有名なのですが、コットンでこの生地感は正直ヤバいです。

洗濯など日々のケアに気を使うウールやシルクのシャツに比べ、圧倒的に気楽に着用できるので個人的にはウールシャツよりもこっちかな、と思います。

Silk/Cotton Vintage Jeans レビュー

生地やデザインの特徴

米綿主体のムラ糸とシルク紬糸を交織したデニム素材を使用したジーンズ。コットン紡績時にカーディングを2回通すことで、繊維の平行度を高め、糸の強度と光沢感を引き出したこだわりのコットンムラ糸を使用しています。ジーンズ産地の岡山で縫製後、製品ブリーチとブラスト、ヒゲ加工を施すことで、シルク紬糸が程よく痩せ、着古されたヴィンテージジーンズの風合いを表現しています。

引用:Cornier公式サイト https://cornier-factory.com/products/silk-cotton-vintage-jeans-blue

シルエットは比較的シンプルなワイドストレートという感じです。

カラーは今回購入したブルーと、ライトブルーの2種類ですがライトブルーは既に完売。どちらの色味も好きです。

特徴はやはりコットン55%、シルク45%の素材による生地感でしょうか。

くたっとした柔らかな風合いで、ジーンズ特有のゴワゴワ感がほとんどありません。

着用していて目立つほどではありませんが、シルクが使われていることもあり確かに良く見ると少し光沢感がある、そんな不思議な生地です。

バックスタイル。色落ちの加工も良い感じですが、割とベーシックなデザイン。

パッチはブランド名の記載の無い馬革。馬革ということですが、いわゆる脱毛し鞣した革ではなく、馬毛がそのまま使われてます。

サイズ感と着用イメージ

身長165㎝でサイズSを着用。

一番の特徴はデニムなのにこの落ち感というところでしょうか。

ジーンズはゴワついて裾に生地が溜まらずにシルエットが崩れやすいですが、このジーンズは生地の柔らかさから裾への溜まりがある程度あった方が映えます。シルエット的にはユルっと着用するのが良いと思います。

サイドからの着用イメージ。適度なワイドシルエットで雰囲気良くないでしょうか?

COMOLIのデニムワークジャケットとあわせたデニムオンデニムの着用イメージです。

Masa

ややワイドなシルエットですが、落ち感と若干の光沢感があるので、Tシャツよりもシャツやジャケット、革靴とあわせてキレイ目に履くのが今のところ良さげです。

まとめ:普通だけど普通じゃない夏に履きたいジーンズ

平置きしたシルエットは普通のワイドストレートシルエット、だけど着用してみるとすごく雰囲気のあるジーンズです。

COMOLIのジーンズのような毛羽立った生地感で気だるげな雰囲気も好きですが、Cornierのジーンズはちょっと違うクリーンな印象のジーンズです。

シルクが45%使われたヴィンテージの風合いもあるけどクリーンに履けるCornierのジーンズ、とても気に入りました。

Masa

濃紺のデニムが圧倒的に所有数は多いのですが、夏に近づくに連れ、明るめのブルージーンズが履きたくなります。

最後に:Cornierは確かに素材への拘りがすごい、次はポップアップストアに行くぞ!

今回はCornierの25 S/Sの2着をご紹介しました。

現物を見ずにオンラインショップで購入するというチャレンジをしましたが、結果的には大満足の2着です。

今後人気が加速していきそうなブランドでもありますので、今後のシーズンもウォッチしていきたいと思います。

さすがにA/Wを試着せずに買う勇気はないので、次のシーズンはポップアップストアまで遠征してみたいと思います。

それでは、また。

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