前回Cornier(コルニエ)のポップアップストアについてブログでご紹介しました。


Cornierは店舗が無いため、試着のハードルが高いため購入に躊躇している方も多いのではないでしょうか?
この記事では、Cornierの「ウールシャツ」と「ウールワイドパンツ」を165cmの筆者が実際に購入し、着用&レビューしていきます。
結論として、筆者と同じような低身長の方でも安心して購入いただけるサイズ感となっていますので、是非詳細ご覧ください!
Cornier(コルニエ)とは?
Cornierは尾州を拠点に、日本の伝統技術と高品質素材を用いた衣服を手に取りやすい価格帯で提供する注目のブランドです。
素材メーカーと直接取引し、妥協のないものづくりを追求。持続可能なサステナブル経営も特徴です。
定期的にSNS等でコスパがやばいと評判になっているブランドでもあります。
Super180’s WORSTED WOOL SHIRTSの特徴と着用感


生地やデザインの特徴

カシミヤと同等かもしくはそれ以上の14.5µ(マイクロン)の超極細ウール原料で織り上げられているとのこと。この14.5µのレベル感ですが、髪の毛の1/5程度とめちゃくちゃ細いです!!
着たときのとろけるような柔らかさと、肌にやさしい着心地はこの素材ゆえでしょう。
この極細ウール原料が100番手という極細の糸で高密度に織り上げられているため摩擦抵抗が少なく、安いウールにありがちなチクチク感は当然ながら皆無です。
デザインとしては極めてシンプルで、シルエットは程よくゆとりのあるリラックスフィットです。完全に生地の質感で勝負しているシャツ。
シンプルで上質なものづくりをするCornierらしい、ブランドを代表するシャツなのは間違いないですね。この生地で税込み24,200円は正直破格じゃないでしょうか。

生地感に感動し過ぎて、私は今後色ち買いすると思われます。

何だかんだシャツ良いシャツの最低限の条件、貝ボタンです。

縫製も丁寧。COMOLIのシャツとかってめちゃくちゃ運針が細かいんだけど、Cornierのシャツはそこまで細かくないんですよね。
運針数が細かいほどドレッシーで上品な感じに仕上がると一般的に言われているけど、この上品な生地でこの運針数は意外。
CornierのいつかのInstagramに書いてありましたが、落ち感のある滑らかなシルエットを出すために、運針数も敢えて19針程度に調整しているということでした。

ちなみにケアも楽ちん!ウールシャツは初めてなのですが、普通に洗濯機でも洗えます。
手揉み洗い、1分洗濯機で脱水、裏返して日陰で干す、という流れだとほとんど皺にならないので、コットンのシャツよりもアイロンいらずな点で優れています。
サイズ感と着用イメージ

身長165cmでサイズSを着用。シャツはXSからXLまでサイズ展開があります。バンドカラーシャツはXSを選びましたが、こちらのシャツはSを選択しています。

バンドカラーシャツと比べて、より肩が落ちて全体としてユルっとした雰囲気だと思います。ドレープ感が非常に美しいシャツなので、ゆったりと着たい。

サイドからの着用イメージ。
Sサイズにしたことで、また身幅と腕周りが生地感たっぷりになり、このシャツのドレープ感がより一層引き立てられると思います。動画にしたら分かりやすいんですけどね、、、。

全身の着用イメージ。

後ろから見た着用画像はこんな感じ。そこまで大げさなオーバーサイズシルエットではないです。
着丈としては、お尻がギリギリ隠れきるくらいかなと思います。同じくらいの身長の方であれば、今っぽく着るにはSがベストなサイズですね。
結論:身に纏った瞬間に分かる高級感あふれるシャツ
一般的に、Super180の生地って非常に繊細で光沢感のあるドレッシーな素材です。Super〇〇の数が大きいほど、原料の毛が細いことを意味しています。
100番手の〇〇番手とは、原料から作られた糸の細さを意味します。Super180の100番手のシャツってとんでもなくリッチな生地ですよ!ブランドでこの価格(24,200円)はなかなか買えないです。

持ってない方は本当に一度試した方が良いですよ。もう他のシャツは着れないレベルで肌触りからぬめり感、ドレープ感が違います・・・。
Super130’s WORSTED WOOL LIGHT GABARDINE WIDE PANTSの特徴と着用感


生地やデザインの特徴
シルエットはストンと落ちるようなワイドシルエットです。ドレス感の強いツータックがよりドレープ感を強調するシルエットになっています。
カラーはチャコールを購入しました。

異なる原料の色をミックスした糸ということで、立体感のある色味の生地です。
番手の情報は見つけられませんでしたが、生地の柔らかさとぬめり感、光沢感から考えてもかなりの高番手の糸を使っているようです。
一般的なウールスーツのスラックスと比べてもかなり風合いが柔らかく繊細な生地。めちゃくちゃドレープが出て本当に着ていて気持ちが良いです。

ただ、かなり繊細な生地だと思われるので、耐久性が少し心配かも。。。
サイズ感と着用イメージ

身長165㎝でサイズSを着用。
裾に溜まった生地のドレープが非常にきれいなので、裾上げはせずに着用しています。着用画像はネイビーぽく見えますが、チャコールです。
歩いた時や風でなびいた時の生地の動きが繊細でとても美しいパンツ。
スーツの割と高級なスラックスレベルの生地なのにこのワイドシルエットというアンバランスさが良いです。

サイドからの着用イメージ。適度にルーズなワイドシルエットです。ドレープがすごく綺麗じゃないでしょうか。
長いこと郵送されてから放置していたので、膝に折り皺が入ってしまっているのはご愛敬。

後ろ姿もめちゃくちゃ良いですね。生地がドレッシーなので、スニーカーで外すのが良い。
Salomonやasicsなどのハイテクスニーカーと併せると格好よさそう。この写真ではニューバランスの990v5と併せています。

今回はCornierのウールシャツ、ウールパンツと非常にドレッシーな生地同士の組み合わせなので、革靴でももちろん格好良いのですが、外しとしてスニーカーが良いかなと思います。
結論:高級スーツのスラックスレベルの高品質生地で作るワイドシルエットのパンツ
同素材で作られたスラックスもCornierでは取り扱っているんですが、この高級素材を使ったワイドシルエットのパンツというアンバランスさが凄く良いです。
しかも洗濯もできるイージーケア素材というのが◎。
デニムも含めコットン素材のワイドパンツは多数持っていますが、このドレープ感は極細番手のウールじゃないと出ないです。すごく気に入りました。
生地がめちゃくちゃ繊細なだけにヘビーユースしたときにどうなるか若干心配ではありますが、またこのへんはアップデートしていきます。
まとめ:Cornierのウールシャツとワイドパンツは質とデザインを両立した優秀なアイテム
今回はCornierの25SSに追加で購入した2着をご紹介しました。
前回ポップアップストアへの訪問について生地にしましたが、やはり実際に試着して購入できた方が安心ですね。

今シーズンは流石に終了だと思いますが、前回の生地でも書いたとおりショートパンツを試着忘れたので、結局買ってしまうかも、、、。
Cornierはコスパが圧倒的に良いので、満足感がかなり高いブランドだと思います。しばらくCornier推しが続きそうな予感です。
それでは、また。

