今回は、Maison Margiela(メゾン・マルジェラ)の人気アクセサリー「IDブレスレット」についてレビューします。
ミニマルなデザインながらブランドの哲学を体現し、大人のスタイルに馴染む魅力的なアイテムです。
実際のサイズ感や着用イメージも写真付きで紹介しますので、購入を検討中の方はぜひ参考にしてください。


Maison Margielaとは

Maison Margielaは1988年にベルギー出身デザイナーのマルタン・マルジェラが設立したフランスのファッションブランドです。
「匿名性」と「再構築」をブランドの美学とし、ヴィンテージ素材の大胆な解体・再構築が特徴。
未完成のように見えるディテールや裏返しの縫製など独特の手法で、多くのファッション愛好家から支持を集めています。
近年ではジョン・ガリアーノがクリエイティブ・ディレクターを務め、2025年からはグレン・マーティンスが就任しています。

Maison Margielaは昔から憧れていたブランドなのですが、値上がりし続けていてなかなか手が届かないので、私にとってはアクセサリーを買うのが精一杯です。
Maison MargielaのIDブレスレットの特徴
無駄な装飾が一切ないシンプルなデザインにも関わらず、ファンに長く愛され続けているMaison MargielaのIDブレスレットの特徴についてご紹介していきます。
無駄を削ぎ落としたミニマルなデザイン

IDブレスレットはシルバーや真鍮のシンプルなプレートとチェーンからなる、装飾を極力排したミニマルなアクセサリーです。私の着用モデルはシルバーの素材を使っています。
ブランドの象徴である四つタグなどは使われておらず、控えめながら存在感のあるルックスが特徴です。
シーズンごとに素材や加工が少し変わりますが、常に定番として愛され続けています。
ちなみにMM6のブレスレットも、リーズナブルですがカレンダータグをモチーフにしたデザインが施されており、こちらも素敵だと思います。
“匿名性”と“個性”の絶妙なバランス

IDブレスレットは元々、戦場で兵士が身分証明のために身につけていたもの。
Maison Margielaではブランドの「匿名性」の精神を反映し、あえて名前を刻まない無記名のプレートとしています。
このデザインが「個を主張しつつも匿名である」という独特のアイデンティティを表現しており、マルジェラファンから強い支持を得ています。

こういうデザインやブランドの背景に男性は強く惹かれる傾向にありません?私はブランドのモノを買う大きな理由として、ストーリーやテーマ、メッセージングに惹かれるケースが多いです。
どんなスタイルにも合う洗練された佇まい

ユニセックスで使えるデザインなので、男女問わずどんなファッションにも馴染みます。
ボリュームがありつつもシンプルなので、手元のアクセントとして重宝するアイテムです。
私のようなミニマルコーデにも、キレイめスタイルにもマッチします。
サイズ感レビュー:私の場合(手首16cm、サイズ5着用)


私は手首周り約16cmでサイズ5(公式で約20cm)を着用しています。
ゆるっとした着け心地で、もう1サイズ小さくしても問題ないくらいのサイズ感です。
公式サイトではサイズ4が18cmなので、腕の細い方はそちらも検討してみてください。
外れる、外れやすいという評判について

過去のモデルで留め具が外れやすいという評判がありましたが、私が使用している現行モデルの留め具では一度も外れたことはありません。
安心して使えると思います。
まとめ:大人だからこそ似合う「静かな主張」

Maison MargielaのIDブレスレットは、シンプルながら深いブランド哲学と歴史を感じさせるアクセサリーです。
エルメスやティファニーの派手なアクセサリーとは一線を画し、無機質でミニマルな存在感が大人の魅力を引き立てます。
アクセサリーにストーリーや意味を求める方には特におすすめです。
それでは、また。

