Nothing CMF Buds 2はコスパ最強?徹底レビュー&マイク性能テスト

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長時間の音楽鑑賞やWEB会議など、イヤフォンを使う機会は多いと思いますが、今お使いのイヤフォンでで物足りなさを感じていませんか?

この記事では、WEB会議を中心にイヤフォンを日々数時間使う筆者が、自腹購入した「Nothing CMF Buds 2」を実際に使い、以下の観点を中心に徹底検証します。
・ノイキャン/外音取り込みの実力
・装着感・音質・バッテリー持続時間
・競合と比べたコスパのバランス

先に結論を言うと、CMF Buds 2は日常使い〜オフィス環境にぴったりな高性能と、価格以上の満足を実現してくれました。

その理由を写真・音質テスト付きで詳しくご紹介します!


目次

Nothing社とCMFシリーズについて

Nothing社は、OnePlusの共同創業者であるカール・ペイ氏によって2020年に設立されたロンドン拠点のテクノロジー企業です。

Nothingブランド自体はスケルトンを使った高いデザイン性とコストパフォーマンスに優れた機能性で注目を集めています。

そのサブブランドである「CMF by Nothing」は、2023年からスタートしColor(色)、Material(素材)、Finish(仕上げ)の3要素に焦点を当てたブランドで、Nothing以上に手頃な価格でユニークな製品を提供しています。

CMF Buds 2の基本スペック

CMF Buds2の箱の写真
CMF Buds 2
発売日2025年5月6日
価格(税込)7,800円
ドライバー11mm PMI + PU
音響補正Dirac Opteo
対応コーデックAAC / SBC
ノイズキャンセルANC(最大-48dB)
再生時間(単体)最大13.5時間(ANC OFF)
ケース併用時最大55時間
充電方式USB-C(ワイヤレス非対応)
防水・防塵性能IP54準拠
接続Bluetooth5.4、デュアル接続に対応
アプリ連携Nothing Xアプリ(iOS/Androidに対応)

同梱物

CMF Buds2の同梱物の写真

同梱物はめちゃくちゃシンプルです。

ケース、イヤフォン、説明書、イヤーピース、以上。

正直ケーブルは腐る程あるので、省略してその分コストを抑えてくれるのがベストと思っています。

音質レビュー

CMF Buds 2はかなり分かりやすいチューニングで、低音域がめちゃくちゃ強調されています。

イコライザー機能のスクリーンキャプチャ

どちらかというと中高音域は控えめな印象ですが、Nothing Xのアプリでイコライザーをかなりいじれるのと、Ultra Bassのレベル調整でだいぶイメージは変わってくるので、好みのチューニングを見つける楽しさがあります!

マイデバイス設定のスクリーンキャプチャ

ちなみにこのNothing XのアプリはNothing Ear時代から使っていますがかなり優秀で使いやすいです。

Nothing Earと比較すると若干こもったような音質ではあるのですが、価格を勘案すれば全然許容範囲。

空間オーディオの効果がデカく、かなり音の広がりを感じるのでこれはオン必須かな。聴いてて気持ち良いです。

Nothing Earが良くも悪くもバランスが良いクリアな音質である反面、CMF Buds 2はより尖ったチューニングだと思います。

Ultra Bassはレベル1,2がちょうど良いかなという印象。細かくBassの強調だけ選べるのは好印象ですね。

Masa

前記事で予想したとおり、EDMとかのバス強めの音楽に最適なチューニング。空間オーディオの効果もあり、かなりダイナミックで迫力のある音を楽しめます。EDMが好きな私としては気持ちの良い音です。

マイク性能テスト

CMF Buds 2には、通話品質を向上させるための計6基のマイクが搭載されています。

実際にZoomで音声テストを行ったところ、静かな環境、騒がしい環境ともに聞き取りやすく、十分にノイズ除去が出来ていることがわかりました!

私が普段仕事で使うイヤフォンとしては十分合格ラインです!

ただ、純粋なマイクの音質という観点でいうとNothing Earの方が当然優秀です。クリアな音質を求めたいのであれば、別イヤフォンの方が良いかもしれませんが、私としては必要十分です。

実際の通話品質テストの音声は以下でご確認ください。

■CMF Buds2(静かな環境)

■CMF Buds2(後ろで音楽を流している環境)

■Nothing Ear(静かな環境)

■Nothing Ear(後ろで音楽を流している環境)

Masa

どうでしょうか?WEB会議でメインスピーカーとして話す機会が多い&時には出先のカフェから参加するのですが、余裕で使えると思います!

その他の特徴

ノイズキャンセリング性能

ノイズキャンセリング機能のスクリーンキャプチャ

最大-48dBというスペックではあるのですが、ここは価格なりの性能だと思っていただければよいです。

過度な期待はダメ。ただ、日常で使う分には十分じゃないかなと思っています。

電車内でめちゃくちゃ音楽に集中したい、というような方であれば、もっと高額なイヤフォンを求めた方が良いかもです。

(2025.5 9更新)上でノイキャン期待するなと書いたけど、電車乗って試したら結構良かったです。感覚は人によりけりですが、私はこれ以上のノイキャンはむしろ危ないので要らないかな。

再生時間

再生時間ですが、イヤフォンを繋ぎっぱなしで3時間ほどWEB会議を立て続けにやって電池残量は75%でした。

最大13.5時間ははかなり現実的な数値じゃないでしょうか。

やはり再生時間はNothing Earと比べてもかなり優秀だと思います。

Masa

WEB会議に参加しつつ、隙間時間で音楽も聴くような方にはこの連続再生時間は魅力的じゃないでしょうか。

ケース、本体デザイン

CMF Buds2のケースとイヤフォンの写真

ケースのダイヤルはただの飾りです笑

実際の操作はイヤフォン本体のタッチセンサーで再生・停止・ANC切り替えなどが可能。

Nothing Xアプリでタッチコントロールの操作設定が可能です。

本体もケースも、あまりイヤフォンでは見かけないようなカラー展開だと思います。

私はビビットなオレンジを選択しましたが、良い意味でチープなおもちゃ感があり、すごく良いと思います。

その他スペックについて

デバイスの設定機能のスクリーンキャプチャ

インイヤーの検出、低レイテンシーモード、イヤフォンを探すなどの機能も網羅しており、低価格帯としては十分すぎるスペックではないかなと思います。

Masa

ちなみにデュアル接続の切り替えも早い&Bluetoothの接続も早いので、ストレスなく使えています。

まとめ:音楽鑑賞もWEB会議もイケる、日常使い用のセンス溢れるイヤフォン!

CMF Buds 2についてご紹介しました。

1万円以下の手頃な価格だけど、デザイン性と日常使いに最適な性能を兼ね備えたワイヤレスイヤフォンとして、CMF Buds 2は非常にコストパフォーマンスに優れていると思います!

特に低価格帯で低音重視のチューニングを求めるような方であればぴったりだと思います!

デュアル接続、防水性能、長時間使い続けられる再生時間、Nothing Xアプリでのカスタマイズ性の高さなど、お勧めできるポイントは非常に多いです。

じっくり音楽を家で聴きたいという方よりも、日々色んなシーンで活用できる便利で安めのワイヤレスイヤフォンを求める方であれば、自信を持ってお勧めできる逸品です。

ポップでオシャレなデザインも意外と他製品ではない部分だと思いますので、是非CMF Buds 2を多くの人に試してみてもらえればなと思います。

それでは、また。


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