【セイルチェアレビュー】我が家の1.5畳の書斎改造計画②

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私は在宅ワークが多く、1日のほとんどを自宅の1.5畳書斎で過ごしています。PC作業が長時間であればあるほど、「椅子」の重要性を痛感しますよね。

ただ、あまりにもゴテゴテとしたオフィスチェアやゲーミングチェアはインテリアの観点でイマイチ、、、。その点、インテリアにも馴染み、座り心地も素晴らしいセイルチェアは完全に私の要望に合致しており、今回購入に至りました。

今回は、ハーマンミラーのセイルチェア(Sayl Chair)フルアジャスタブルアームモデルを約1か月使用した使用感について、実際の写真付きでレビューしていきます。

ハーマンミラーのなかではリーズナブルな椅子ではあるものの、それでも高額になりますので、購入を迷われている方の参考になればと考えています!

✅ 前傾姿勢のサポート
✅ アームレストの多彩な調整機構
✅ 写真でわかる可動部

上記ポイント中心に、実際に使って感じたリアルな使用感をご紹介します。


目次

セイルチェアとは?|デザインと仕様

セイルチェアは、アメリカの高級家具メーカーであるHerman Miller(ハーマンミラー)によるエルゴノミクスチェアです。

エルゴノミクスチェアとは、人間工学(エルゴノミクス)に基づいて設計された椅子のことを指します。

身体への負担を軽減し、長時間の座り心地を良くするため、背もたれや座面が身体の曲線に沿うように設計されていたり、高さや角度を柔軟に調整できる椅子です。

そのエルゴノミクスチェアのなかでも、セイルチェアは背面のYタワー構造とメッシュのデザインが美しく、インテリアとしても非常に優秀。

ナチュラル、黒、白、どのようなデスク環境にも馴染むミニマルさが特長です。

主な機能
  • 前傾チルト対応
  • アームレストの高さ・角度・前後・左右の調整(標準仕様モデルは高さ調整のみ)
  • リクライニングテンション&上限角度の調整
  • 座面奥行き調整

前傾姿勢が集中しての作業にぴったり

左の写真が前傾チルト機能を使用した状態、右が通常の状態です。

私が長時間PC作業をするなかで特に気に入っているのが、この前傾チルト機能。かなり姿勢が違うのが分かりますでしょうか?

通常の椅子では、前のめりになろうとすると背もたれから腰~背中が離れるため、どうしても猫背の体勢になってしまいます。

セイルチェアの前傾チルト機能を使うと、前のめりの体勢でも自然な姿勢をキープすることができますし、腰、背中が支えられている感覚があります。

特に効果を感じた作業
  • キーボード入力(タイピング)
  • 契約書などの細かい文書のレビュー
  • パワーポイント等での細かい作業

前傾チルトは集中して作業をしたいときに特に使える機能だと感じています。特に大量の文字をタイピングするようなときは、前傾チルトが最強です!

背もたれにもたれ掛かって作業するよりも集中力が増すような気がします。

逆に、大量の資料を長時間見たり、マルチディスプレイで色々な作業を同時並行でやるような場合には向かないので、1つの椅子でシーンに応じて上手く使い分けできるのも素晴らしいと思います。

フルアジャスタブルアームがめちゃくちゃ便利

セイルチェアのなかでも、フルアジャスタブルアームのモデル最大の魅力は、アームレストのフル可動性能です。

長時間のタイピングで腕がだるくなることありますよね?アームレストが最適なポジションで肘を支えてくれることで、長時間の作業も苦ではなくなります。

調整できる部分
  • 高さ(上下)
  • 前後スライド
  • 内外の角度調整
  • 左右の幅

肘の位置を自分の体格やデスクの高さに合わせて、細かく調整できるので、肩や首の疲労が激減します。

長時間のデスクワークをされる方は、基本的にフルアジャスタブルアームモデルをお勧めしたいと思います。

高さ(上下)の調整

最も高さを下げた場合と上げた場合の比較です。デスクの高さと比較していただけると分かりやすいと思います。私は最大近くまで上げて腕全体をアームレストに載せた状態でタイピングをしています。

今まではパームレストをキーボードの手前に置かないとタイピングが辛かったのですが、今はこのアームレストの高さもあり、パームレスト無しで作業しています。

高さ調整はフルアジャスタブルモデル以外も使えます。

前後スライドの調整

一番手前の状態と、最も前に出した状態。3から4cmくらい動くと思います。

デスクの高さや椅子との距離に応じてアームレストの最適なポジションも変わってくるので、この数センチの可動域が結構重要。

内外の角度調整

3段階の調整が可能です。写真は一番内側に寄せたものと、外側に開いたもの。タイピングをするときは内側に寄せた状態で腕全体をアームレストに置くのが最も打ちやすいですね。

左右の幅調整

これは正直写真であまり伝わらないので省略。体のサイズに応じて最適な肘のポジションは当然変わってくるわけなので、この調整は地味にありがたい。

私は小柄なので、基本的に内側に寄せた状態(幅が狭い状態)が最適なポジションになります。

なお、標準仕様のモデルの方は、アームレスト自体がコンパクトなので、体のサイズに依っては使いにくいかも。

Masa

とはいえ、デザインの観点でいうと、アームレストがコンパクトな方がミニマルな外観にもマッチしているので、見た目重視であれば標準仕様を買うのも全然あり。

リクライニング調整

セイルチェアは、リクライニングの硬さ後傾角度の上限も調整ができるようになっています。

リクライニングもガス圧でスムーズに動きます。私はリクライニングは柔らかめ、後傾角度も深めが好みです(作業の途中で座りながら伸びをしたりするので)。

調整自体は写真のグレーのハンドル?で調整が簡単にできます。なお、前傾チルト機能もこのハンドルで操作します。

座面奥行き調整

セイルチェアの座面自体は比較的コンパクトかもしれません。ただ、写真のとおり座面の奥行きもかなり調整できるので、体格(足の長さとか)に応じて調整できるのはかなり大きいメリット!

座面が広いと膝裏を座面が圧迫して、段々足が痛くなるようなことがありますが、この点セイルチェアは座面の調整でどんな体型でもある程度カバーが可能です。

Masa

ちなみにセイルチェアの座面が汚れるのは絶対避けたいので、この座面カバーを着けています。

使用してわかったメリットとデメリット

良かった点

部屋のインテリアに馴染むミニマルなデザイン

正直ここに惹かれたのが購入動機であり、購入後の今も最も満足している点です。

ヘッドレストも無いシンプルなデザイン、且つ背面がメッシュデザインなので、我が家の書斎のような狭い環境でも圧迫感がありません。

北欧風?を目指している我が家の書斎にも自然に溶け込んでいると思います。

前傾姿勢での作業が楽、且つ集中できる

この前傾チルト機能は本当に使ってみて良かった機能です!

想像以上に作業が楽になりますし、普段猫背で姿勢が悪いので、矯正されている実感があります。

アームレストの調整がかなり柔軟にできる

前述のとおり、かなり可動域が広い!

私としては、折角買うならフルアジャスタブルアーム仕様のセイルチェアをめちゃくちゃお勧めします!

アーロンチェアと比較して価格もリーズナブル

機能としてもデザイン性としても非常に優れているセイルチェアですが、アーロンチェアの約半分の価格で購入が可能です(10万から15万円くらい)。

当然セイルチェアと同じくらいのスペックで安い椅子はいくらでもあるのですが、この唯一無二のデザインと、所有することの喜び、満足感はセイルチェアならではです。

❗ 惜しい点

背面メッシュは少し硬いと感じるかも

セイルチェアの背もたれは樹脂製のフレームにメッシュ素材が張られています。通気性は抜群で背中が蒸れないのは超メリットなのですが、人によっては少し硬めに感じるかも。

特にこれまで使っていた椅子の背もたれがファブリック生地とかのクッション性が高いものを使ってた方は違和感があるかもしれません。

ただ、私の場合は以前使っていた椅子が合皮で硬い仕様だったので、特段違和感はありませんでした。

背面メッシュにホコリが溜まるらしい

これは私がまだ1か月程度の使用なのであまり感じていない部分です。

ただ、購入前に色んな方々のレビューを見た限りでは、多くの方がこれは気になっている模様。

軋み音が気になるときがある

これが一番の残念ポイント。ハーマンミラーの安価なモデルとはいえ、10万円超の椅子なので、ちょっと気になりますね。

背もたれにもたれ掛かったとき、リクライニングをしたときに軋み音がします。

ネジ締めなどによって解決するケースもあるようなので、これはどこかのタイミングでトライしてみたいと思います。

リクライニングを倒した状態で維持できない

私にとっては惜、特にマイナスポイントではないのですが、注意点として記載しておきます。

ゲーミングチェアやヘッドレストのあるようなチェアの場合、結構な確率でリクライニングを倒した状態でキープできる機能があると思いますが、セイルチェアにはこの機能はありません。

あくまでデスクチェアなので私は不要な機能ですが、リクライニングを倒して少し休憩したい、というようなユースケースが想定される方々は注意してください。

Masa

ただ、私ならそういう使い方をするくらいならベッドに倒れ込んで仮眠しますが、、、。

まとめ|セイルチェアはこんな人におすすめ!

🎯 長時間のデスクワークや在宅勤務が多い
🎯 前傾姿勢での作業が多い
🎯 普段の姿勢が猫背になりがち
🎯 ミニマルでインテリアになじむデザイン性の高さと高機能を両立したい

上記に当てはまる方には、セイルチェアが非常にお勧めです!!

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それでは、また。

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